日本に来てから、時間がなくて日本語版のアップデートとさぼり気味。久々に。
日米のデータセンターの違い:
1.アメリカは無駄にエネルギーを使用してきたので、ちょっとしたことで、大いに節約できるが、日本は乾いた雑巾を絞るので、小手先ではあまり節約に至らない?
2.データセンターは都市部に集中。。。。でも、いよいよ大手町でも場所や電力の供給に限度が出てきた。
3.日本は人海戦術。アメリカは自動化。。。。
などなど。。。。。原文はここ。
2008年9月28日日曜日
2008年9月22日月曜日
メトリックの話
データセンターでメトリックはGreen Gridからのものが殆どだ。もっとも、Uptimeはもっと昔からやっていて、もっと包括的なものを発表してきたと言っている。確かに、Uptimeのサイトでwhite paperをみるとたくさんのレポートがある。Uptimeが批判するPUEと同じもの(名前が違う)がUptimeでも定義されている。
ともかく、Green Gridが新たなメトリックを開発した。
CPEは(IT 機器の使用率* DCiE)。その他にDCiE, サーバー使用、ネットワーク使用、ストレッジの使用とデータセンターの使用を5つのノードにとり、理論値、目標値と最高値と平均値を同時に表すグラフでも表示した。
原文ここ。
ともかく、Green Gridが新たなメトリックを開発した。
CPEは(IT 機器の使用率* DCiE)。その他にDCiE, サーバー使用、ネットワーク使用、ストレッジの使用とデータセンターの使用を5つのノードにとり、理論値、目標値と最高値と平均値を同時に表すグラフでも表示した。
原文ここ。
2008年9月21日日曜日
2008年9月20日土曜日
PUE (電力使用効率)メトリックの問題
現在データセンターの効率を測るメトリックと言えば、PUEとその反対のDCiEが圧倒的に有名だが。このメトリックにも問題はある。つまり、PUEはデータセンターに供給された全電力をIT機器で消費された全電力で割ったものである。つまり、1に近づけることはできるが、絶対に1にはならないし、ましてや、1より小さくなることはない。
1つの問題は効率が全然メトリックに反映されていない。例えば、サーバーを仮想化で数個から1つにまとめたとする。サーバーの効率は上がるが、PUEではこれをうまく反映できず必ずしも良いメトリックとは言えない。PUEはGreen Gridが開発したものだが、Uptimeはこのメトリックを不十分として批判している。幾つかのブログでこの批判に対する批判がおこり、またUptimeの内紛もおかしく報道されている。しかし、Uptimeの発表している多くのホワイトペーパーを読むとメトリックをかなり良く研究している。しかも、そのうちの1つは殆どPUEと同じだ。
原文はここ。
1つの問題は効率が全然メトリックに反映されていない。例えば、サーバーを仮想化で数個から1つにまとめたとする。サーバーの効率は上がるが、PUEではこれをうまく反映できず必ずしも良いメトリックとは言えない。PUEはGreen Gridが開発したものだが、Uptimeはこのメトリックを不十分として批判している。幾つかのブログでこの批判に対する批判がおこり、またUptimeの内紛もおかしく報道されている。しかし、Uptimeの発表している多くのホワイトペーパーを読むとメトリックをかなり良く研究している。しかも、そのうちの1つは殆どPUEと同じだ。
原文はここ。
2008年9月19日金曜日
Ciscoのエネルギー・タックス
Ciscoの市場独占は変わらない。これを少しでも変えようと今年の5月のInteropsでNortelはCiscoの製品はNortelに比較して、電力消費が多いと主張。youtubeなどにもそれを証明するビデオ(原文を参照)を提供している。それはそれ、しかしCiscoの快進撃は止まることを知らない。データセンター内の仮想化はスイッチからということで、快進撃をしている。それに引き換えNoertelはOpticalの分野から撤退することになった。業績もいまいちである。
原文はここ。
原文はここ。
2008年9月18日木曜日
Ethernetの現状
現在のEthernetは2つの標準が動いている。
原文ここ。
- 802.3ba: エネルギーを節約する標準。負荷がないときは、止める。
- P802.3ba: 40Gと100Gへの標準。
- FCoE: Fiber channelをEthernetで転送 (CiscoとBrocadeとの2つの標準争い)
原文ここ。
2008年9月17日水曜日
データセンターのチェックリスト
昨日はデータセンターのエネルギー消費を計算してくれる、DoE提供のDC Proに関して述べた。今日はそれに関連して、SunのCIOが簡易版のチェックリストを述べている。簡単に言えば:
原文ここ。
- サーバーやその他の機器の製造年月日を調べて、あまり古いものは交換する
- IT で決定権を持つ人とファシリティの管理者とを連携させる
- 最新の技術、仮想化やコンテナベースの手法を使用する。
- ラックのレベルでエネルギー消費を計測する
原文ここ。
2008年9月16日火曜日
DC Pro....データセンタープランツール
エネルギー省はデータセンターのエネルギー利用率を上昇させるため、色々な活動を行っている。DC Proというのは、データセンターのいろいろなパラメータを入力すると、データセンターでのエネルギ消費に関するデータを計算して、グラフで表示してくれる。今のところまだベータ版だが、無料。使用前にcheckistで必要なデータや情報を取得しておくと、有効である。このchecklistはデータセンターのエネルギー効率を上げるchecklistとしても有効である。
原文ここ。
原文ここ。
2008年9月15日月曜日
2008年9月14日日曜日
データーセンターの自動化
データセンターの傾向の1つとして、自動化が進んでいる。HPが一番進んでいると市場調査会社のForresterが報じている。そのレポート(通常は有料)がHPのサイトから無料ダウンロードできる。HPに続く会社としては、BMC, IBM, CAなどだ。
HPの強みは最近Opswareを買収したこととされている。OpswareはMarc Andressenが創始して当初はデータセンター自動化のツールとシステムの開発と運営(SI)をする会社だった。後に開発・運営の部門をEDSに売却した。 HPはその後、EDSも買収した。正に鬼に金棒だ。
原文はここ。
HPの強みは最近Opswareを買収したこととされている。OpswareはMarc Andressenが創始して当初はデータセンター自動化のツールとシステムの開発と運営(SI)をする会社だった。後に開発・運営の部門をEDSに売却した。 HPはその後、EDSも買収した。正に鬼に金棒だ。
原文はここ。
2008年9月13日土曜日
ストレッジの仮想化
サーバーの仮想化は比較的簡単。 X86とlinuxとWindowsくらいしかない。しかも、さんざんサーバーの稼動率が低いのを解決という話は聞いた。 しかも、hypervisorへのAPIも標準化されつつあり、ほとんどコモディティかしている。話は管理ツールに動いている。データセンターでのハードは4-5年で総入れ替えになるので、それまでに殆どのサーバーは仮想化される見込み。
ストレッジの仮想化はもっと複雑とくにDAS, NAS, SANをまとめて管理できないと、有効に管理できない。サーバーに比べるとコンポーネントの数や種類が多いので、まだサーバーほどは浸透していない。更に定義もかなりもしも一定しておらず、技術も色々なコンポーネントレベルで実装されている。ストレッジとネットワークの仮想化ができて、この3つを統合できないとデーターセンターの仮想化は困難だ。
原文はここ。
ストレッジの仮想化はもっと複雑とくにDAS, NAS, SANをまとめて管理できないと、有効に管理できない。サーバーに比べるとコンポーネントの数や種類が多いので、まだサーバーほどは浸透していない。更に定義もかなりもしも一定しておらず、技術も色々なコンポーネントレベルで実装されている。ストレッジとネットワークの仮想化ができて、この3つを統合できないとデーターセンターの仮想化は困難だ。
原文はここ。
2008年9月12日金曜日
データストレッジがいかにエコかを測る
データストレッジがいかにエコかを知るには、なんらかのメトリックが必要だ。Wikibonという会社がエコの程度を測るサービスを提供し始めた。ストレッジのエコ度は色々な技術で高めることができるが、Wikibonのメトリックは現在のところMAID(必要ないディスクを停止)とthin provisioning(フィジカルでなくロジカルに必要なストレッジの量を予約)にだけ適用される。これを元に、地元の電力会社のPG&Eがリベートを発行する。EPAが行っているEnergy Starとは全く関連がない。
この手は話は結構ある。ファイアー・ウオールやその他の機器がちゃんとセキュリティに対応しているかと検査するサービスだが。この機関は全く公的機関とは関係ないのだが、いつの間にかオーソリティになってしまった。昔セキュリティビジネスをしているときに、この機関に25,000ドルも支払って検査して貰い証書を貰った。高いとかけしからんとか言いながらうちの製品を送ったのを思いだした。
原文ここ。
この手は話は結構ある。ファイアー・ウオールやその他の機器がちゃんとセキュリティに対応しているかと検査するサービスだが。この機関は全く公的機関とは関係ないのだが、いつの間にかオーソリティになってしまった。昔セキュリティビジネスをしているときに、この機関に25,000ドルも支払って検査して貰い証書を貰った。高いとかけしからんとか言いながらうちの製品を送ったのを思いだした。
原文ここ。
2008年9月11日木曜日
Rackspaceの株式公開
ちと古い話で恐縮。ホスティング会社のRackspaceが8月7日株式を公開した。現在の市場状況下でのIPOは無謀という見方や、こんな状況でもホスティング会社はできるのかという感嘆や。最初の目標は一株$15だったが、当初は$10程度で、現在もそのレベルで動いている。実際に年毎に売り上げも収益も上がっており、投資家から見ると優良企業のはずだか、やはり市場はまだかなり悪い。
原文はここ。
原文はここ。
2008年9月10日水曜日
2008年9月9日火曜日
cloud computingと将来のコンピューティング
最近のcloud computingの傾向の中から雑音をどけて、よく見ると大きな動きがコンピューティングに起きていることが分かる。
- Dellが自前の工場を売りに出すような方向 (PCを製造販売などというのはもうだめ。)
- Dellが小型のPCを販売 (クラウド・コンピューティングに特化するもの)
- 韓国ではハリウッド系のDVD販売が撤退(最後の大手のソニーが撤退、ネットでダウンロード)
- MSのミドリ
- そしてGoogleのChrome
- INTELのMIDは今までだめだったは、今後伸びるかもしれない。
なんでグーグルがChromeを作るのか分からなかったが、2-3読んでの結論。Chromeはブラウザーではない。ではなにかというと、cloud computing専用のクライアントであると。ブラウザーはウエブページを見るものだが、chromeはcloud computingでアプリを実行するためのGUIだと。そうすれば、見えてくる。Chromeは簡単、速い、セキュアー。。。これってクラウドのクライアントのためだとするとよく理解できる。
結局最終的にはネットへの接続をどこでも、高速でできるかだろう。。。。。
原文ここ。
2008年9月5日金曜日
クラウド・コンピューティングを支えるデータセンター その3
さて、クラウド・コンピューティングはvirtual data centerで実装されると言ってきた訳だが、最近のデータセンターは巨大化している。500億円程度で、46,000 平米くらいが最近の平均だ。原文で各社の最近のデータセンターの情報を参照。 最近気が付いたが。オフィースの直ぐそばで、55,000平米のデータセンターが建設されている。
原文はここ。
原文はここ。
クラウド・コンピューティングを支えるデータセンター その2
クラウドコンピューティングに関しては、日経新聞に掲載された記事を参照。昔、Marc AndreesenがAOLを辞めた後、LoudCloudという会社を創始した。色々なアイディアを検討していたが、最終的には全てサーバー側でコンピューティング・システムを構築する必要に駆られた。これは容易ではない。それで、LoudCloudを創始して、システム構築とシステムの運営をする。しかし、運営に素人で結局運営部門をEDSに売却。名前をOpsWareに変更した。最終的にはHPに買収された。EDSが最近HPに買収されたことも考慮すると、HPがデータセンターの雄となった。
いまだにCloud computingとデータセンターの仮想化を論じる人が少ないのはなぜなんだろうか。
原文。
いまだにCloud computingとデータセンターの仮想化を論じる人が少ないのはなぜなんだろうか。
原文。
2008年9月3日水曜日
クラウド・コンピューティングを支えるデータセンター その1
クラウド・コンピューティングへがブレークしている。定義も様々で、全てがこれで解決されるような論調もみられる。他でも書いたが、クラウドコンピューティングはサーバー側コンピューティングで、リソースをダイナミックにオンデマンドで供給できるものと簡単に定義したい。正式な定義はないので、これだとGrid computingも含まれる。でもgrid computingはcloud computingを実装できる。しかし、cloud computingでgrid computingは実装できない。grid computingには実態があるからだ。なにせ、cloud computingは定義のない魔法の技術だから、なんでもありである。
また、忘れられているのは、cloud computingは抽象概念で、それを実装するには、データセンターだからだ。また、それを抽象化するには仮想化技術が不可欠だ。サーバーに関してはあるが、ストレッジやネットワークにはまだ標準的に使用できるものは少ない。でも、この魔法の言葉はどんどん広がって行く。そのうち、どーんと落ちます。そしてもっとましなレベルで落ち着くだろう。
原文はここ。
また、忘れられているのは、cloud computingは抽象概念で、それを実装するには、データセンターだからだ。また、それを抽象化するには仮想化技術が不可欠だ。サーバーに関してはあるが、ストレッジやネットワークにはまだ標準的に使用できるものは少ない。でも、この魔法の言葉はどんどん広がって行く。そのうち、どーんと落ちます。そしてもっとましなレベルで落ち着くだろう。
原文はここ。
バッテリーに代わる電源
バッテリーは充電するために、DCに変換しなければならず。あまり効率が良いとはいえない。2つばかり違う方式の電源が提案されている。flywheelとultracapacitorだが。UPSは数分の時間、flywheelは綺麗なエネルギーということだが、数秒だということで、flywheelはすぐに発電機が必要だ。そう考えると電力供給が落ちているのが短ければよいが、直ぐに発電機を起動すれば、公害を撒き散らす。
原文はここ。
原文はここ。
2008年9月2日火曜日
エコなストレッジ
ストレッジの分野でどういうふうなエコの技術があるのだろうか。SNIAは最近発表された比較的短い論文を推奨している。これはSNIAに所属する会社から4人による共著である。エコの観点からみると、データセンターで電力消費をするものはサーバーだけれど。電力消費の増加の割合は2000年から2006年には191%の増加をみた。簡単にまとめる。
等だ。原文はここ。
- 電力消費の効率の良い電源を使用。
- 容量大のディスクを使用
- 最新のRAIDを使用
- シン・プロビジョニング(物理的でなく、論理的に必要な容量をリザーブ)
- やたらに、あちこちに同じコピーを持たない(1つのコピーのみ格納)
- 必要ないディスクは停止する
等だ。原文はここ。
2008年9月1日月曜日
EPAのデータセンター関連のデータ収集
サーバーと同様、EPAはデータセンターにもEnergy Starのエネルギー効率が良いという証書を発行するために、データを集めている。今年の3月には120のデータセンターが参加している。実際に何時これが発行されるかは現在不明。
原文はここ。
原文はここ。
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