2009年3月6日金曜日

電力はどこで消費されるのか

データセンターはそれぞれ違うので一概には言えませんが、AmazonのJames Hamiltonによれば大体
  • 59% (IT機器)
  • 8% (配電)
  • 33% (冷却)
これをみると、一番影響が大きいIT機器のエネルギー効率を上げることとIT機器による消費を減少させることと、冷却を削減することです。IT機器による電力消費を削減すれば、自動的に熱の発生が減少しますので、それに応じて冷却を削減できれば2重に節約できます。またこれと同時に冷却そのものの効率を上げることが大切です。でも一番良いのは冷却しないのが一番でしょう。

Hamitonの発表の中で、非常に興味深いのはエネルギーや熱を再利用することPUEを1以下にすることができるというものです。これにはひっくり返りました。Hamiltonは最初にコンテナベースのデータセンターを提唱した人ですし、それなりのベースあっての話しでしょう。今フォローしています。

原文ここ。

2009年3月5日木曜日

データセんターのメトリックの記事(私の)




データセんターのメトリックの記事(私の)です。色々な指標について書きました。

ここにリンク。

デスクトップ仮想化

デスクトップの仮想化は2種類あります。1つはホスト型。サーバーにあるVM(バーチャル・マシン)にクライアント(シン・クライアント)がアクセスする形です。めんどくさい保守(インストール・アップデート・マルウエア対策)がありません。但し、ネットへにアクセスのないところでは、使えません。

もうひとつはローカル型。クライアントの上にhypervisorを乗せる方法です。これには直接ハードの上にhypervisorを乗せる方法(type-1)と既にあるOSの上にhypervisorに乗せる方法(type-2)があります。type-2は既存のOSを介してのアクセスなんで、じゃっかん遅い。それとセキュリティも弱いですね。type-1はまだ完成品がありません。

ローカル型はモバイルコンピューティングに適してます。ネットワークに繋がっていない場合はクライアントの上で作業して、繋がったらサーバーと同期します。かなりたくさんの技術的問題を解決する必要があります。

原文ここ。

2009年3月4日水曜日

バーチャル・デスクトップ

オフィースとデータセンターとを結びつけるものは、Cloud computingとバーチャル・デスクトップです。Cloud computingは言うまでもないことですが、現れては消えるバーチャル・デスクトップです。最近HPとVMwareの合同セミナーに参加してきました。バーチャル・デスクトップは一時流行ったネットワーク・コンピューティングでしょうか。色々と意見もあるようですが、アナリストは直ぐにこの分野どうにかなるとは思っていないようです。

原文ここ。

2009年3月3日火曜日

サーバーのEnergyStar

当初2009年の初めに最終版が出る予定であったSever EnergyStarの仕様の第四版がでました。これに対するコメントの締め切りが3月末なので、早くても最終版は今年の半ばではないでしょうか。

原文ここ。

2009年3月1日日曜日

SVLG2009年データセンター・サミット準備委員会

米国では、EPA(環境庁)のデーターセンターでの電力消費のレポートが出て以来、データセンターでの電力消費をなんとかしようと言う動きがあります。EPAのレポートは多分に理論的で実証をしたわけではありません。SVLG (Silicon Valley Leadership Group)はシリコンバレーの経済や生活を地方や連邦政府と連携して改善しようという組織です。主だった企業は皆入っています。GoogleもCiscoも入ってます。
SVLGの実証実験に関してはここ。

2008年に最初のデータセンターのエネルギー・サミットが行なわれました。2009年にも拡大した版が執り行われます。この2009年度版の準備委員会の委員になりました。差し支えない範囲でまた報告します。

電力密度とデータセンター

電力密度を上げた方がよいのかそうでないのかという話は時々聞きます。スペースを節約するためにブレードサーバーをたくさん詰め込んだラックは電気を食うだけでなく、熱の発生も半端なものではありません。そのため、パラドックスが起こるという人の説を解析した人の話を解析したもんです。

私はもともと技術屋としてキャリアを始めたんですが、色々とやっているうち何がなんだか分からなくなってます。ある時、ビジネスマネージャをやってて、部下の技術屋と話をしてて、あることを聞くと必ず返事は「それは、かくかくの状況によります。」という返事でした。私も技術屋だったので、そういうふうに返答するのは分かるんだけど、「そんな細かいことはどうでも良いから。大雑把に言ってくれ。」と言ったら、必ず不満そうな顔をされたものです。

という話はおいておいて、電力を高密度でラックに展開するのか、分散させるべきかは、実は「「それは、かくかくの状況によります。」というのが正しいという落ちです。あまり、面白くないですか?

原文ここ。