最近あちこち水が大切だ、なくなるという議論をよく聞きます。当然、データセンターでも水不足が問題となります。カナダの調査会社のZerofootprint社が面白いデータを発表しています。結論から言えば、真水は全地球上で0.1%もないということです。大部分は海水で、残りも氷河などに閉じ込められており、その他もかなり汚染されているというものです。既に、世界の人口で5億人程度は水不足に苦しんでおり、今後の人口の増加も考えると、更にこの問題は加速するようです。
更に、単に飲料ではなく、他の製品や食料を生産するには多くの水を使用します。例:
- ワイン一杯 (120l)
- コーヒー一杯 (140l),
- 1 kの芋 (250l)
- 1 kg の米 (3,000l)
- 牛肉 (16,000l)
この問題を解決する1つの方法は再利用と再生です。データセンターに限れば、冷却に使用されて熱くなった水をそのまま周辺に排出すると環境への影響が大きく、更に、中に影響に害をなす物質が含まれることもあります。処理することが必要です。今後のデータセンター建設の条件の中に入ってくるでしょう。
水はエネルギーと考えると良いでしょう。さて、建設場所決定のリストは長くなるばかりです。今後はなにが追加されるのでしょうか。
原文
ここ。
0 件のコメント:
コメントを投稿