私のFacebookに米国IT(green IT, Cloud comptuingその他)の記事を毎日見出しだけですが、投稿しています。ご興味のある方はFacebookでFriendになってください。但し、記事は英文のみで、解説はしていません。見出しを見るだけでも、米国のITの動きが分かります。
ご希望の方はzk.eco.news at gmail.comまで。
2008年12月23日火曜日
残りの2008年12月
日本は暮れも押し詰まってきました。アメリカでは、この週から1月5日まで休む人が多いです。というわけで、少なくともこのブログの英語版は1月5日までお休みです。日本語版は毎日できるか分かりませんが、続けます。
2008年12月21日日曜日
Dellの2階建てコンテナ
コンテナ型のデータセンターがMSやその他の会社から提案されてます。コンテナは一番小さなコンポーネントをそれぞれの機器からそういった機器が一杯詰まったコンテナに移すというわけです。冷却や電力搬送の効率も良くなるという訳です。Dellの版は2階建てで、下がIT機器で上が電力、冷却の機器だとか。これだと、ITの人は下のコンテナで、上のコンテナはファシリティが管理と棲み分けができると。Dellはコモディティ化を望むのではなく、用途やユーザによってカスタマイズするようです。
原文ここ。
2008年12月20日土曜日
James Hamilton Amazonへ移籍へ
James HamiltonのAmazonへ移籍はAmazonがCloud computingでリーダーの地位を占めていることを示します。Hamiltonはコンテナ型のデータセンターを提唱するなど、データセンターのインフラの研究の第一人者です。
原文ここ。
原文ここ。
2008年12月19日金曜日
2008年12月18日木曜日
HPがグリーン化で100億円節約できたという話
当然のことですが、機器を置き換える際にもっとエネルギー効率の高いものに交換すれば、全体としてエネルギー効率があがります。HPが実際にこれをやったと報じています。全部で100億円も節約できたとか。しかし、単に機器を交換した訳ではなく、データセンターの統廃合をやったのが大きいでしょう。先日インテルの人と話をしましたが、インテルも統廃合で3つに絞り込むようです。意外というか、インテル本社のあるサンタクララにはありません。
本文ここ。
本文ここ。
2008年12月17日水曜日
Netappのデータセンター
このエコ・データセンターの分野を見始めたとき、最初に参加したミーティングがNetapp社の会場でした。どうして、ストレッジの会社がエコなのか分かりませんでした。直ぐに、Netappは非常にエコ化が進んでいることが分かりました。
今で言う、コンテイメント(containment)は肉屋の倉庫にあるビニールのカーテンなどを利用して実現していました。
原文ここ。
今で言う、コンテイメント(containment)は肉屋の倉庫にあるビニールのカーテンなどを利用して実現していました。
原文ここ。
2008年12月16日火曜日
寿命の長いlaptop用のバッテリー
この話はGreen IT一般の話です。PCのバッテリは何ヶ月か使っているとだんだん充電力が落ちてすぐにだめになってしまいます。完全な解ではないけれど、この寿命を3-4倍伸ばす会社が現れて、HPと契約しました。この会社はマサチューセッツ州の会社です。
原文ここ。
原文ここ。
2008年12月15日月曜日
Intelの無線センサー
データセンタの各所の温度を測る無線センサー自身は珍しくないが、Intelは様々なソースからエネルギーを自前で取り出すセンサー(注)は非常に有益です。ダイナミックに電力を分配する技術について書きました。サーバーを停止してそれに対する冷却も停止します。そのタイミングもセンサーできっちりと温度をモニターできれば的確に停止したり、また起動できます。
1つの良いアイディアが実装されて、適用されても、また新しい技術が開発され、さらにデータセンターの効率を上げます。研究は続きます。
原文ここ。
注:センサーはWISP (Wireless Identification and Sensing Platform)と呼ばれます。
1つの良いアイディアが実装されて、適用されても、また新しい技術が開発され、さらにデータセンターの効率を上げます。研究は続きます。
原文ここ。
注:センサーはWISP (Wireless Identification and Sensing Platform)と呼ばれます。
2008年12月14日日曜日
2008年12月12日金曜日
HP, Dellのコンサルティング・サービス
データセンターへのサービスはあちこちでも始めています。金曜にOakland市があるAlameda郡のIT部門へプリゼンした際も PG&E(注)のスピーカーもPG&Eでもデータセンターへのコンサルビジネスがあるようです。既に、Sun、MS, HPでもあります が、Dellも始めています。こういった会社は自分のところでやったデータセンターのエコ化をベースにしているので、説得力があります。発表されているこ とは、あまり変わりばえのしないものですが。Dellはサーバーを買い換えてと言ってます。確かに、所持する時期を長くすれば経費も減りますが、効率は新 しいサーバーの方が良いですね。金曜でも同じような質問がPG&Eにも出ました。こっちは、新しくする間隔を大きくしろと主張してました。どちら も正しいでしょう。結局は、状況によりますね。
原文ここ。
注:PG&Eはカリフォルニアを本拠を置く、電気とガスの会社です。電気は500万世帯、ガスは420万世帯に提供しています。まあ、規模は違いますが東電と東京ガスをあわせたような。。。。
原文ここ。
注:PG&Eはカリフォルニアを本拠を置く、電気とガスの会社です。電気は500万世帯、ガスは420万世帯に提供しています。まあ、規模は違いますが東電と東京ガスをあわせたような。。。。
第四世代のデータセンター
最近Microsoftは第四世代のデータセンターを発表しました。Cloud computingの出現で、高価なハードを購入してコンフィギュアして運用保守しなくてもよくなりました。しかし、それを支えるデータセンターの建設費や運用・保守はまだ高価です。最近Micrsoftが第四世代データセンターの構想を発表して、データセンターの建設もオンデマンドにする手法を今後展開するようです。
第一世代は単にデータセンターを運営するが、エネルギー効率とかは考慮しない。第二世代はエネルギー効率を考慮して、冷たい空気と熱い空気を混ぜない、cold/hot aisleやcontainmentを工夫しました。第三世代では、コンテナに最初からサーバーなどのIT機器と冷却や電源を搭載して、一番ちいさなユニットとして使用します。Microsoftが最初にChicago郊外で試験的に使用しています。
第四世代はこのコンテナのアイディアを更に進め、コンテナの外側(外側の冷却とか電源)などを標準化してbuilding blockにして、コモディティ化するというものです。今までの様にそれぞれの建設がユニークでなく、標準化されたブロックを組み合わせて作ります。こうすると:
*それぞれのBuilding blockがコモディティ化して、安価になる
*いかようにも、組み合わせることが出来、必要に応じて拡張できる。
これは、Cloud computingのインフラを増強することになります。
原文ここ。
第一世代は単にデータセンターを運営するが、エネルギー効率とかは考慮しない。第二世代はエネルギー効率を考慮して、冷たい空気と熱い空気を混ぜない、cold/hot aisleやcontainmentを工夫しました。第三世代では、コンテナに最初からサーバーなどのIT機器と冷却や電源を搭載して、一番ちいさなユニットとして使用します。Microsoftが最初にChicago郊外で試験的に使用しています。
第四世代はこのコンテナのアイディアを更に進め、コンテナの外側(外側の冷却とか電源)などを標準化してbuilding blockにして、コモディティ化するというものです。今までの様にそれぞれの建設がユニークでなく、標準化されたブロックを組み合わせて作ります。こうすると:
*それぞれのBuilding blockがコモディティ化して、安価になる
*いかようにも、組み合わせることが出来、必要に応じて拡張できる。
これは、Cloud computingのインフラを増強することになります。
原文ここ。
2008年12月11日木曜日
virtualization(仮想化)のたくさんの顔
virtualization(仮想化)と言えば、サーバーの仮想化と考えられてますが、実に奥が深いと話です。バーチャル・マシン(VM)としてアプリケーションの実行をハードから切り離します。hypervisorとのインターフェースが標準化されるなか、VMはどのハードからも移動可能となります。これがもたらす影響は大きいです。例えば。
*disaster recovery
*負荷分散
*負荷をまとめて、あるサーバーをアイドルに。そのアイドル・サーバーを止める。
*一まとめにしたため、オンデマンド・コンピューティングを可能に。
*クライアント・レベルでの仮想化を可能に。。。。。。。
原文ここ。
*disaster recovery
*負荷分散
*負荷をまとめて、あるサーバーをアイドルに。そのアイドル・サーバーを止める。
*一まとめにしたため、オンデマンド・コンピューティングを可能に。
*クライアント・レベルでの仮想化を可能に。。。。。。。
原文ここ。
2008年12月9日火曜日
2008年12月8日月曜日
省エネ法改正
経済産業省のページからですが、省エネ法が改正されました。2つの点を強調しています。1つはCO2の排出ともう1つはエネルギーの使用によるものです。最近日本での発表に関わって、いかにCO2の排出のみが強調されているように思われました。もしグリーンなエネルギーがあったとして、その使用でCO2の排出がないとします。しかも、もしその価格が低いとしましょう。それなら、好きなだけ使っても良いことになってしまいます。
グリーンであるということはどういうことでしょうか?2007-2008年度のIBMはエネルギー効率も上げて、グリーンなエネルギーもできるだけ使ったようです。それにもかかわらず、CO2の排出量は上がったそうです。この原因はビジネスが発展して、全体量のエネルギー消費量が増加したためだそうです。なんと皮肉なことでしょうか。だったら、ビジネスを削減すれば良いことになり、ビジネスをすることで存在している企業の存在意義がなくなってしまいます。
ところで、改正の概要は:
この改正のために新しいサービスなどが紹介されています。原文はありません。これが原文です。
グリーンであるということはどういうことでしょうか?2007-2008年度のIBMはエネルギー効率も上げて、グリーンなエネルギーもできるだけ使ったようです。それにもかかわらず、CO2の排出量は上がったそうです。この原因はビジネスが発展して、全体量のエネルギー消費量が増加したためだそうです。なんと皮肉なことでしょうか。だったら、ビジネスを削減すれば良いことになり、ビジネスをすることで存在している企業の存在意義がなくなってしまいます。
ところで、改正の概要は:
「これまで一定規模以上の大規模な工場に対しエネルギー管理の義務を課していました が、改正により事業者単位のエネルギー管理を義務づけることとしています。また、一定の要件を満たすフランチャイズチェーンについても、チェーン全体を一 体として捉え、本部事業者に対し、事業者単位規制の規制と同様の措置を講ずることとしています。
これにより、業務部門に多く見られる中小規模の事業場を数多く設置する事業者を新たに義務の対象に加えるとともに、産業部門を含め、事業者の経営判断に基づく効果的な省エネルギーの取組を推進していきます。」
この改正のために新しいサービスなどが紹介されています。原文はありません。これが原文です。
2008年12月7日日曜日
CO2ガス排出の制限にとりつかれた日本
アメリカのGreen ITはエネルギーが足らない、エネルギー費が高すぎるから来ています。日本は「CO2ガス排出の制限にとりつかれた日本」と見えます。京都での議論では他の3人の方と議論が噛み合いませんでした。日本政府からの圧力なのか、「なにが何でも、CO2を減らすんじゃ。」ということのようです。しかし、ビジネスですから、ビジネスを成り立たせないような手法では結局は成功しないんじゃないでしょうか。
原文ここ。
原文ここ。
2008年12月6日土曜日
2008年12月5日金曜日
2008年12月3日水曜日
NEC's Real IT Cool
REAL IT COOL推進センター長の泓 宏優氏
スタッフの皆さん
REAL IT COOL推進センター長のご好意で、NECにデモプラザを見学して来ました。デモサイトはNECの本社に入り口の付近を改造して設立されています。泓センター長によると、他のベンダーだと独自のサーバーや機器が入っているので、見せられないということが多いが、NECでは見せるためのデモサイトを作ったということで、写真撮影もOKでした。NECは効率の良いサーバーとそれを効率的に冷却する解を組み合わせて、Real IT Coolというシステムを構築しました。 サーバ側は小さく軽くしてエネルギー効率を上げています。またインフラ側はその専門家のAPCと組んで、冷却と電源管理はそちらとの連携でシステムを構築しています。ホットアイル・コンテーメント(HAC Hot Aisle Containment)を使用しています。HACの多くの形態は熱い空気を吸い上げて外に除去するのが多いのですが、APCは水冷で熱い空気を冷却して、側面から涼しい方に戻しています。
NECのプレスリリースはここ。
幾つか、泓センター長に聞きました。
岸本: どうして、APCと組んだのですか?
泓 : APCさんはインフラだけでなく、管理ソフトにも力を入れていたからです。弊社のWebSamとの連携でいろいろなことが出来ますから。
岸本:それって、VMを一箇所に集めてアイドルになったサーバーを停止するなんてことも関係しますか?
泓: そうです。
岸本: それって日立さんがNTT ファシリティさんとやっているのと同じですか?
泓:そうです。NTT ファシリティから仕様を貰って、ファシリティさんの機材とも連携する予定です。
岸本:そうなると、差別化ってなんですか?
泓:いかにお客様の意向を汲んでシステムを構築することです。
岸本:そうするとSIの力ということですか?
泓: そうですね。
岸本:ところで、端末のダッシュボードの画面にPUEが表示されてますが、1.57でこれってもっと良いのでは?
泓: 実は、まだあまりサーバーを入れてないので、値がここに留まってます。
岸本: 。。。。。。。
日本の方は実に真面目だと感じた次第です。
スタッフの皆さん
REAL IT COOL推進センター長のご好意で、NECにデモプラザを見学して来ました。デモサイトはNECの本社に入り口の付近を改造して設立されています。泓センター長によると、他のベンダーだと独自のサーバーや機器が入っているので、見せられないということが多いが、NECでは見せるためのデモサイトを作ったということで、写真撮影もOKでした。NECは効率の良いサーバーとそれを効率的に冷却する解を組み合わせて、Real IT Coolというシステムを構築しました。 サーバ側は小さく軽くしてエネルギー効率を上げています。またインフラ側はその専門家のAPCと組んで、冷却と電源管理はそちらとの連携でシステムを構築しています。ホットアイル・コンテーメント(HAC Hot Aisle Containment)を使用しています。HACの多くの形態は熱い空気を吸い上げて外に除去するのが多いのですが、APCは水冷で熱い空気を冷却して、側面から涼しい方に戻しています。
NECのプレスリリースはここ。
幾つか、泓センター長に聞きました。
岸本: どうして、APCと組んだのですか?
泓 : APCさんはインフラだけでなく、管理ソフトにも力を入れていたからです。弊社のWebSamとの連携でいろいろなことが出来ますから。
岸本:それって、VMを一箇所に集めてアイドルになったサーバーを停止するなんてことも関係しますか?
泓: そうです。
岸本: それって日立さんがNTT ファシリティさんとやっているのと同じですか?
泓:そうです。NTT ファシリティから仕様を貰って、ファシリティさんの機材とも連携する予定です。
岸本:そうなると、差別化ってなんですか?
泓:いかにお客様の意向を汲んでシステムを構築することです。
岸本:そうするとSIの力ということですか?
泓: そうですね。
岸本:ところで、端末のダッシュボードの画面にPUEが表示されてますが、1.57でこれってもっと良いのでは?
泓: 実は、まだあまりサーバーを入れてないので、値がここに留まってます。
岸本: 。。。。。。。
日本の方は実に真面目だと感じた次第です。
クラウド・ワーシング
Cloudwashingがもとの言葉ですが、なんでもかんでもCloud Computingとやり過ぎだとForresterのアナリストが語ったYouTubeのビデオへのリンクを掲載しています。Cloud computingの定義や標準があいまいな中、なんでもCloud computingと呼ぶ風潮はいかがなものかというお話です。
原文ここ。
原文ここ。
2008年12月2日火曜日
HPの新しいディビジョン
以前EYPとして知られていた会社がHPへの統合を完了して、HP Critical Facilities Servicesとなりました。簡単に出来て、効率を上げる方法を上げています。
原文ここ。
原文ここ。
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