2008年12月3日水曜日

NEC's Real IT Cool

             REAL IT COOL推進センター長の泓 宏優氏


                      スタッフの皆さん

REAL IT COOL推進センター長のご好意で、NECにデモプラザを見学して来ました。デモサイトはNECの本社に入り口の付近を改造して設立されています。センター長によると、他のベンダーだと独自のサーバーや機器が入っているので、見せられないということが多いが、NECでは見せるためのデモサイトを作ったということで、写真撮影もOKでした。NECは効率の良いサーバーとそれを効率的に冷却する解を組み合わせて、Real IT Coolというシステムを構築しました。 サーバ側は小さく軽くしてエネルギー効率を上げています。またインフラ側はその専門家のAPCと組んで、冷却と電源管理はそちらとの連携でシステムを構築しています。ホットアイル・コンテーメント(HAC Hot Aisle Containment)を使用しています。HACの多くの形態は熱い空気を吸い上げて外に除去するのが多いのですが、APCは水冷で熱い空気を冷却して、側面から涼しい方に戻しています。

NECのプレスリリースはここ

幾つか、
泓センター長に聞きました。

岸本: どうして、APCと組んだのですか?
泓 : APCさんはインフラだけでなく、管理ソフトにも力を入れていたからです。弊社のWebSamとの連携でいろいろなことが出来ますから。

岸本:それって、VMを一箇所に集めてアイドルになったサーバーを停止するなんてことも関係しますか?
泓: そうです。

岸本: それって日立さんがNTT ファシリティさんとやっているのと同じですか?
泓:そうです。NTT ファシリティから仕様を貰って、ファシリティさんの機材とも連携する予定です。

岸本:そうなると、差別化ってなんですか?
泓:いかにお客様の意向を汲んでシステムを構築することです。

岸本:そうするとSIの力ということですか?
泓: そうですね。

岸本:ところで、端末のダッシュボードの画面にPUEが表示されてますが、1.57でこれってもっと良いのでは?
泓: 実は、まだあまりサーバーを入れてないので、値がここに留まってます。

岸本: 。。。。。。。

日本の方は実に真面目だと感じた次第です。



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