2010年4月27日火曜日

Webinarのデータセンター・パネルの結果

色々と技術的な問題があって、初めに全員が揃わなかったり、途中で一部のパネリストの電話が不通になりましたが、それにも関わらず成功裏に終わりました。これは録画されいるので、多分登録はいるでしょうが、無料でみることが出来ます。ここから。

さてこのパネルが終わり今度は北欧のデータセンターでのエネルギー効率化のパネルの司会をやります。こちらの28日です。場所はSRIです。これはwebinarではないので、録画はありません。また、司会をするので写真も撮れません。出し物としては5人のパネリストがデータセンターのエネルギー効率化を北欧という地域と全世界で通用するエネルギー効率化に関して議論します。

その中の1社のVerne Global社は最近話題になったIcelandでデータセンターを展開しています。このデータセンターのユニークなところは全部の電力を再発可能エネルギーで賄っていることです。水力と地熱だそうです。また、外気による冷却で冷却費が安くつくそうです。このパネリストはアメリカ人でBostonに居住していますが、一般的にIcelandはBostonの冬に比較してあまり寒くないそうです。筆者もBostonに住んだことがあるので、冬の寒さは良く知っています。

また、他の例で面白いのはデータセンターでは、PUEを1.0より小さくできたと主張しています。これは、発電で生じた熱を利用する方法です。この話は日本語版をまだ上げてませんね。

原文ここ と ここ

2010年4月23日金曜日

NEDOのスマート・コミュニティ・アライアンス



NEDOはスマート・コミュニティ・アライアンスをつくり、米国のGridWiseと協力体制をとるためのMOUを結びました。NEDOのプレスリリースはここ。参加はどうやら無料なんで、こちらもIP Devices社として参加しますかな。



原文ここ

世界で一番大きなデータセンターのトップテン

最近ちとこのブログさぼり気味です。そうすると、とたんにアクセスが落ちます。反省して毎日1のペースを。

最近datacenterknowledgeのサイトに世界で一番大きなデータセンターのトップテンというのが載りました。
トップテンは(1が一番大きい):
ソフト一般であまり自前のネタを公開しないマイクロソフトはデータセンターに関しては、情報をガンガンだしています。それに反してグーグルは全然でもないけれど、情報を出しませんね。。。。それで、色々と調べた結果がこうだと報じています。

ここには、グーグルやアップルその他の情報が載ってます。


原文ここ

2010年4月20日火曜日

カリフォルニア時間の4月21日朝11時にパネルのモデレータ(データセンターエネルギー効率化)















Brighttalkのグリーンウイークの一環として、データセンターエネルギー効率化のパネルがあり、そのもでレターをやります。時間はカリフォルニア時間の4月21日朝11時から(日本時間の4月22日の午前3時)です。もちろん、録画・録音されているので後からでも見ることができます。ここ

トピックは
  1. ITのエネルギー効率化
  2. 標準
  3. 協力
の3つです。データセンターの効率化というとファシリティ側を考えがちですが、もともとデータセンターはIT機器を設置してビジネスの要求を満たすためのものです。ある実験によるとIT側で1W節約すると全体で2.8W以上節約できるというデータもあります。

また、色々な団体が色々な技術や手法を提案しており、標準化が必要です。標準化するには団体間の協力が不可欠です。

このパネルでは、

Green Grid、Data Center Pulse、SVLG、7x24専門家をパネリストにして上の3つについて議論します。

原文ここ

2010年4月16日金曜日

スマートメータがやってきました。電気代2倍になるか?

時差で、昼寝をしていたら、ドアをどんどんと叩く音。まあ、いいやと無視。後で庭をみたら、スマートメーターに代わってました。電力会社はPGEでメータはGE製、でネットワークはSilver Spring製です。どうも表示の意味がいまいち。。。。。


日本の燃料電池(固体酸化物形)

今年の2月の初めシリコンバレーでBloom Energyが燃料電池製品を発表しました。著名なVCが投資していることやその製品が既にeBayやGoogleで採用され使用されていることで、大きな注目を浴びました。燃料電池は周知のように水素と酸素を反応させることで、電気を発生させます。燃料電池には使用される電解質の種類によって数種類に分類されます。Bloom Energyが固体酸化物形(SOFC)の燃料電池を展開しており、それが一番進んでいると主張しています。日本出張にあたり日本でこの型の燃料電池を開発している会社及び団体を訪問して取材しようと思い、「固体酸化物型、燃料電池」で検索して新エネルギー財団(NEF)を訪問しました。計画本部の燃料電池部長の奥田誠氏が対応してくださいました。写真は奥田誠氏。

NEDOでは、固体酸化物形の他固体高分子形(PEFC)の燃料電池技術の開発/実証/製品化に関する11のプロジェクトが進行しています。PEFCは一般に小型定置用(家庭用)及び燃料電池自動車に、SOFCは定置用(小型の家庭用からそれより大型の業務用、産業用)に向きます。(その他に主な燃料電池の型はリン酸形、PAFCと溶融炭酸塩、MCFC)

SOFCが有望視されるのはその変換効率が一番良いからで、規模が大きくなると変換効率が大きく影響を与えるからです。このブログではSOFCのみに言及します。NEFのSOFCの活動はhttp://sofc.nef.or.jp/ に記載されています。参加企業や実証実験の状況などの詳細情報が掲載されています。

更にNEDOのページには以下に示すようにSOFCのロードマップが示されています。ロードマップの出典はNEDOです。



SOFCはその提供電力量によって4種類に分類されます。
  • 家庭用 (1kW ~ 数kW)
  • 業務用 (数kW ~ 数百kW)
  • 産業用 (数百kW ~ 数mW)
  • 事業用・自家発電 (数mW ~)

現在は家庭用の小型のものに焦点があたっている。小型のものは2015年頃4万時間連続運転でkWあたり100万円程度の価格を目標に開発が進められています。データセンター級の電力需要である数MWは2020年頃に普及し始めると予想されています。

現在NEFは家庭用燃料電池の実証実験の解析を行っています。実証実験に参加している企業は大手のガス会社(例大阪ガス、東京ガス)、電力会社(例:東京 電力)と石油会社(新日本石油)とTOTOです。新日本石油会社以外は全て燃料は都市ガスですが、新日本石油会社はLPGと灯油を燃料としています。メー カーとしては京セラ、TOTOなどがあります。SOFCは電解質が基本的にはセラミックだからだそうです。

奥田氏と色々と意見交換をしました。日米の燃料電池の開発に関しては資本量の違いと共同作業の有無が上げられます。Bloom Energyには2001年創業で現在までに400億円が投資されました。これに比較して、日本ではSOFCの実証研究事業には国から12億円の助成金が 投じられています。

更に、実証実験は日本の方は詳細に行っており、果たして1年程度の運転期間しかないBloom Energy の信頼性はどうなのかという疑問が残ります。SOFCの運転温度は700-1000度Cでこのため、この高温に耐えることのできる材質を開発することが重 要で、長時間の高温度での運転を実証しなければなりません。NEFは実証実験の結果をウエブで公開しています。その他色々と有効な情報を提供しています。 パンフレットはその代表でしょう。

後日Bloom Energy社を訪問する予定があるので、実証実験やその他のデータの提示を求めたいと思います。






2010年4月15日木曜日

データセンターエネルギー効率指標のPUEを改善する

デファクト標準になっているPUEには問題がないわけではありませんが、データセンターでのエネルギー効率を評価する指標としてかなり浸透してきています。グリーンIT推進協議会はPUEを改善する独自の指標を今年の2月に発表しました。Data Center Performance Per Energy (DPPE)と名つけられています。エネルギー毎のデータセンター性能とでも訳しますか。ホワイトペーパーを発表したり、他の機関に働きかけて世界標準へと考えているようです。

その定義はじゃっかん複雑でまず以下を定義します。
  • データセンタのIT機器利用率 (ITEU)
  • IT 機器のエネルギー効率 (ITEE)
  • PUE
  • グリーン電力利用率 (GEC)
そして、概念的には:

DPPE = (IT機器稼働率×IT機器の総能力)/(DC総消費エネルギー-グリーンエネルギー)

= (IT機器の実利用量)/(商用電力利用量)

もっときちんとすると

DPPE = ITEU * ITEE * 1/PUE * 1/ (1-GEC)

= (IT機器利用率 * IT機器の総能力) / (DC総消費エネルギー-グリーンエネルギー)

つまり、クリーンでない実際の電力に対する実際のITの出力に対する比率となります。

では他にもPUEを改善するして提案されている指標をみてみましょう。その2つはDCePとCADEです。

DCePはグリーングリッドで検討されています。その定義は簡単で全電力に対するデータセンターの有力な出力で、(有益な出力)/ (全電力消費)と書けます。DPPEとの違いは

  • 電力の出所(クリーンかどうか)を考慮しない
  • DCePは有益な出力ののみを考慮
クリーンなエネルギー源を考慮するのは良いとは思いますが、現実的にはほとんどまだクリーンなエネルギーを使用するところまで行っていません。最近のAFCOMのミーティングでは燃料電池をそれに使えないかという議論がありました。更に、もし全てのエネルギーがクリーンエネルギーで賄われるとこの指標は無限大となってしまい。それは適切ではないと思います。第二点ではDCePは有益なと出力を規定しています。極端な場合全く無意味なソフトを走らせてIT機器の効率を上げたりもできますから。しかし、有益な出力を実際に計測することは困難なので現在8つのプロクシーが提案されています。DPPEもプロクシーとして定義しているのでしょう。

CADEはMcKinseyとUptimeが共同で提案しており、定義は以下です。

CADE = ファシリティの効率 (FE) * アセットの効率 (AE)

  • FE = ファシリティのエネルギー効率 * ファシリティの稼働率
  • AE = IT のエネルギー効率 * IT の稼働率
です。

これもDPPEになんとなく感覚的に近いですが、全く同じではありません。

どの指標を取っても完全ということはなくて、長所もあれば短所もあります。DPPEを世界標準としてプロモートするなら、グリーングリッドのような団体と協議を重ねる必要があるでしょう。色々な考え方があり1つの指標だけが正しくデータセンターでのエネルギー効率を評価できるとは限りません。

私見ながら、現在まで日本は米国のスタンダードをやみくもに受け入れてきたので、ここらあたりで独自の見解を日本の外へ提示して議論を始めるのはとても良いことです。現実は英語により発表・議論できないと日本語ではその威力は小さいと言わなければなりません。

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2010年4月11日日曜日

私のスマートグリッドの講演

ここ2-3年4月の初めにやってきます。関西でも桜の見所はあるのでsyが、東京の千鳥が淵の桜を見たらもう勝負あったというか。。。。。

スマートグリッドの講演は無事に済みました。私の後でIntelの方がIntelのスマートグリッドへの取り組について発表なさいました。この私のような素浪人岸本の様式とIntelさんのような大企業のちゃんとした発表の落差が良かったと言われました。

まだ、スマートグリッドが本当は何を目指しているのか、スマートグリッドとスマートメータをご存知ない方も多いようです。

















下の写真は花見客をあてこんだたこ焼き屋。


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2010年4月8日木曜日

米国のクラウドに日本からアクセス


時差攻撃を受けて、夜中のTVを見ていると米国のクラウドに「日本から米国のクラウドにアクセス」という話を見ました。今日本にいて、自分の米国にあるウエブサイトやメールにアクセスしても、それほど問題を感じません。Skypeによるカリフォルニアとの電話会議も問題はほとんどありません。でもエコという点ではどうなんでしょうか。

3月の初めに参加したDatacenterworldでの基調講演で米国からのネットのトラフィックの増加が示されました。1997年から2007年で増大しています。これだと海底ケーブルなどの設置することが必要で船を繰り出したり、色々と海が汚れるでしょう。さりとて、このおかげで、出張が減るという利点もあるでしょう。難しいところです。

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2010年4月7日水曜日

スイッチ付きのエクステンション・コード


こういったコードを知っていると思います。初めて見たとき、それほど驚きませんでした。しかし、アメリカ人には驚きだったようで、先日のコンファレンスで、いかに日本人がエネルギー効率を考えているかの例として述べられていました。

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2010年4月1日木曜日

serviceMesh, エンタープライズを助けるクラウド会社

















エンタープライズのクラウドの取り組みは試験的なものです。殆ど毎日新しいクラウドの会社が設立されています。servicemeshはエンタープライズをターゲットにしてクラウド提供会社をパートナーとしてます。serviemeshはソフトウエアとサービスを提供します。Agilityという名前のソフトを開発して提供します。4つのコンポーネントから成り立ちます。
  1. planner: 全てのアプリをそのSLAやセキュリティの要求から評価。ものによってはクラウドには適さない。
  2. factory: クラウドの設計図ともスタックともいわれるblue printを提供する。
  3. centerpoint:既に使用されたスタックを格納、必要に応じて
  4. manager: 新規と再利用のblue printをデータセンターに送り個々のenterpriseに適するクラウドを自動的に生成。
クラウド提供会社とは別個にパートナーシップを形成して、エンタープライズが求めるクラウドを実現します。

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