エネルギー効率化のためのデータセンターの改造は、あちこちで述べられていますが、体系的に述べているのは少ないと思います。改造方法には2種類があり、サーバーの仮想化と空気流通の改善です。一口に仮想化といっても、資産管理がまず必要でしょう。どんなアプリがどのサーバーで実行されているのか、役にも立たないアプリが実行されて電力を消費しているのではないでしょうか。どのアプリを残しどれを撤去するのか決めて、仮想化を行うわけです。ではどのハードウエアを残してどのハードを撤去するのでしょうか。撤去したハードを廃棄するのか再利用するのでしょうか。また、統合したサーバで仮想化されたソフトのサーバーを実行した場合、メモリーの増強が必要となるかもしれません。
もう1つは空気流通の管理です。温冷通路の設定や封じ込めです。こっちの方が簡単ですが、仮想化してサーバーの数やコンフィギュレーションが変わればまた、通路の設定も変わるかも知れません。お金と手間は掛かりますが、オプションがあるのなら、まず仮想化がお勧めです。
原文ここ。
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