この件に関して、電力事業の専門家2人に聞いたところ、面白いことが分かりました。既存のメータは電気機械的なもので、長年使用しているとメーターの進み方が遅れるとのことです。つまり、今のメータは正しく使用量を伝えていないということです。もっというと、消費者である筆者はこのメータの誤作動のおかげで、電気代が少なくて済んでいるということです。もっとも、色々調べると必ずしも古くなると進み方が遅れるというわけでもなくて、遅れるのは90%程度だというのです。
これだと、どうしてスマートメータの問題が起こったか説明がつきます。アナリストとしての筆者は早くスマートメータを取り付けてもらいたいですが、消費者としての筆者はあまり歓迎しません。
それと、ここに書いたような問題は完全な解があるわけでもないことが、分かってきました:
- 莫大な量のデータの収集が、問題なく行われるのか
- 莫大な量のデータが収集されるが、それをどこに貯蔵するのか
- 貯蔵されたデータが安全かつ正しく管理されるのか
消費者としてはスマートメータになってもあまりひどいことにならないことを祈るのみです。
原文ここ。
0 件のコメント:
コメントを投稿