2010年7月30日金曜日

EucaplytusのCEOのMaten Mickos氏をインタビューしました。

今詳細なブログを書いています。Maten Mickos氏はMySQLのCEOでした。そのとき、筆者は日本進出のコンサルをしました。Eucaplytusはプライベート・クラウドを作るツールキットです。日本でのコミュニティはここ

2010年7月23日金曜日

モジュール型データセンター、またはコンテナ型データセンター

データセンターはそれぞれ特殊なため、全て特注という感じで、使用されるコンポーネントもばらばらだったため、建設コストが掛かります。現在の動きは建設要素を標準化して、それを組みあわせることでデータセンターを建設すれば、それぞれの標準化された要素を大量生産することで、ひとつ、ひとつが安価で仕上げることができます。その1つの例が、コンテナ型です。i/o データセンターは3つの世代に分けて考えます。(写真はクリックで拡大)


第一世代は単なるサーバーを入れる箱という感じ、第二世代は冷却のオプション、オープンアーキテクチャでITの機器のベンダーによらない。しかし、電気や冷却は外から提供されて、自前ではどうにもならない。第三世代は電気や冷却も装備。それは、昔MSが言ったような話ですかね?

i/oは数週間の間にこの第三世代のコンテナを発表するそうです。

原文ここ

2010年7月21日水曜日

シリコンバレーって家の値段は?

拙宅のあるCupertino(アップルの本社あり)の家の値段です。(画像はクリックで拡大)

注:大体$1は100円の感じ、100マンドルは1億円、

List priceは売値、Sale priceは実際に売れた値段、bedsは寝室の数、bathsは風呂と便所、0.5は便所だけ。SqFを10で割ると大体平米、days on marketは売りに出してから何日で売れたか。

2010年7月20日火曜日

EPAのデータセンター用Energy Starの新しい担当者とDPPE

EPAのデータセンター用Energy Starの新しい担当者は女性のUna Song氏です。以前のAndrew Fanara氏が民間に移った後就任しました。先週の金曜のDatacenterDynamicsのSFでのコンファレンスで現在の状況を報告しました。 (写真はクリックで拡大)




本来ならシャンシャンと終わる所、「PUE」の定義がおかしいと言い出す人が出て、彼女が困っていました。この人の主張は、「温室効果ガス」を出さない「再生可能エネルギー」をどれだけ使用したかということを考慮に入れないのはおかしいと言うものでした。極論すればPUEが50であっても、全てのエネルギーが再生可能エネルギーだったら何が悪いというものです。

この話を聞いて、グリーンIT推進協議会のData Center Performance Per Energy(DPPE)のことを思い出しました。DPPEは同じコンファレンスで他のスピーカーもDPPEについて述べてました。

ヴィデオは以下の4つに分けました。
ヴィデオー1
ヴィデオー2
ヴィデオー3
ヴィデオー4

原文ここ

2010年7月16日金曜日

cloudは本当にエネルギー効率が良いのか

「cloudは本当にエネルギー効率が良いのか」という質問に答えてくれる人は少ないです。ユーザーなのか、プロバイダーなのか、パブリックかプライベートかで違うでしょう。

ユーザはパブリックでもプライベートでもエネルギー効率が良いです。必要に応じて必要なだけしか使わないからです。ハードもソフトも用意する必要もなく、スペースも要りません。いらなくなったら、使用しないだけです。全てがバーチャルだから。

提供する側はそうは行きません。まず、データーセンターがいる。場所がいる。データセンターないの設備がいる。将来の負荷を予想して建設します。大きめにして徐々に中身を足して行きますか。でも、クラウドって伸縮自在だから、全くないこともあれば急激に負荷が伸びることもあるでしょう。じゃあ、どうしますか。以前からのデータを元に、これ以上はないだろうという容量に10%とか20%を足したIT機器を用意します。クラウドだと言っているのに負荷が増えたらなんとも出来ませんでは格好が悪いですからね。

でも、本当は最高のピークってそんなに起こらないのではないかと。そうなると、オンにしてあるサーバーやストレッジはアイドル状態。それ用の冷却も無駄かと。じゃあ、そのときはその必要ないIT機器を停止しましょう。 もしそれが出来ても、どうやって使ってないIT機器を除去します。いらないから、ベンダーに引き取ってもらえないでしょう。 その停止している列も冷却の方法によっては冷却されてしまうかも知れません。これって、電力会社が抱える問題に似てます。年間ほんの数%の時間、ピークが生じて現存のシステムでは十分な電力発電ができないので、予備の発電所や発電機を使用します。電力会社の解決方法は、需要をそぐという方法を取ります。つまり、使わなくも良い電気を使わないでとシグナルをだしたりして、コントロールするわけです。

でも、これってクラウドには使えないですね。だって、負荷が飛んできてるのに、もう処理できません。あなたの負荷は今は必要ないでしょうといって断ったら、次から客は来ませんよね。じゃどうすれば良いのでしょうか。一時的には(今でもそうかも)、 大きなデータセンターの方が結局効率が良いということになりました。しかし、それは100%近く稼動している場合でしょう。もし、常に10%しか稼動していないのなら、そうとも言えないかも知れません。では、中規模のデータセンターを組み合わせて、1つで負荷が一杯になったら他にまわすとか、つまりデータセンター間で負荷分散をしたら、それぞれが常に十分稼動とならないでしょうか。

もともと、リソースは全部の客が一度にサービスを求めないので、少なめの設備で十分だということですが、クラウドの場合伸縮性に富むので同じことがいるのでしょうか。まだ、運営データが少なすぎるような気がします。どなたか、納得の行く説明を実際のデータで示してくれませんか。

2010年7月15日木曜日

レタス畑

こんなに簡単にレタスが栽培できるとは。。。。毎日収穫してますが、少しも減らないです。無農薬でうまいです。(写真はクリックで拡大)

2010年7月6日火曜日

7月16日のSFでのDatacenterDynamicsのコンファレンス

データセンターダイナミックス社は米国やヨーロッパの各地でデータセンター関連のネタでコンファレンスを開きます。1年以上前にアジアの部分が独立して(アジアの部分はDC Straregiesと名前が変わりました。)、アジアの部分はアジアだけを担当していました。もとの部分はデータセンターダイナミックスの名前を維持しています。1ヵ年はそれぞれのテリトリーに特化していましたが、一年を過ぎてその制限もなくなったので、データセンターダイナミックスはアジアでもコンファレンスを開き初めています。例えば上海。日本はまだやらないようです。もともとのDC Strategiesも東京ではやらないようで、なんか日本の不景気で人が集まらんのでしょうか。。。。。

7月16日はSFでコンファレンスが開かれます。ローカルの人がたくさん出ます。筆者もプレスで参加します。

日本の梅雨

また、さぼりです。ネタがないときはどうするか?こういうしょうむないポストで誤魔化す? それにしても、30数年できるだけ梅雨の時期を避けてましたが、とうとう野暮用でここ1週間来てます。それにしても、梅雨ってこんなに雨が降らずに暑かったでしたっけ。

ところで、サンホゼの市長が最近のシリコンバレー・リーダシップ・グループのエネルギー会議で講演しました。場所はスタンフォード大学です。

2010年7月3日土曜日

まだ読み終わっていない本のリビュー(1立方マイルのオイル)

まだ読み終わっていない本のリビュー(1立方マイルのオイル、CMO)を書きます。読み終わったらまた書きますが。

1立方マイルのオイルとは1x1マイルの広さで深さが1マイルのプールに満たしたオイルの体積です。現在地球規模のエネルギーの消費が議論されていますが、使う単位が小さいので10の9乗とか12乗とか15乗とかで、感覚的に捉えにくいです。 CMOは何年か前の世界全体で消費するエネルギーと同じでした。それを使うなら、せいぜい2CMOとかで現在のエネルギー消費を表現できます。Kmになおすなら1CMOは約4CKmOとなります。この研究はSRIの3人の博士が共同で行ったものを書き上げたものです。この単位を考えた他、色々なデータを提供しています。

原文ここ

2010年7月2日金曜日

スマートグリッド特化のブログサイト

スマートグリッドの話に特化するネタも増えて来ました。英語の方ではデータセンターやグリーンITと分けてスマートグリッドのブログサイトを作りました。日本語でもやろうかと思いましたが、あまりブログのサイトの数が多くなるので、今までとおりこのサイトでグリーンIT、グリーン・データセンター、クラウド、スマートグリッドをカバーします。ちょっとブログサイトの題目を変更します。
エコ・データセンター、グリーンIT、クラウドおよびスマートグリッドとします。あしからず。

サボっております。

ここの更新がないときは、こちらもどうぞ