現在データセンターの効率を測るメトリックと言えば、PUEとその反対のDCiEが圧倒的に有名だが。このメトリックにも問題はある。つまり、PUEはデータセンターに供給された全電力をIT機器で消費された全電力で割ったものである。つまり、1に近づけることはできるが、絶対に1にはならないし、ましてや、1より小さくなることはない。
1つの問題は効率が全然メトリックに反映されていない。例えば、サーバーを仮想化で数個から1つにまとめたとする。サーバーの効率は上がるが、PUEではこれをうまく反映できず必ずしも良いメトリックとは言えない。PUEはGreen Gridが開発したものだが、Uptimeはこのメトリックを不十分として批判している。幾つかのブログでこの批判に対する批判がおこり、またUptimeの内紛もおかしく報道されている。しかし、Uptimeの発表している多くのホワイトペーパーを読むとメトリックをかなり良く研究している。しかも、そのうちの1つは殆どPUEと同じだ。
原文はここ。
2008年9月20日土曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿