2009年12月15日火曜日

最近のコローケーションやホールセールのデータセンター市場


巷は不景気です。しかし、コローケーションやホールセールのデータセンター市場は元気です。簡単にいうと、データセンター建設には経費と時間が掛かります。不景気なため、データセンター建設の資金繰りが難しいです。このため、コローケーションやホールセールのデータセンター市場が元気です。

最近のTier1社のコンファレンスでの興味深い情報です。


  • quater毎の成長は4-5%で、年に直すと22%
  • 電力密度は思ったほど伸びなかった。ラックあたり2.4kwだったのが、20kwになると言われたがそうはならなかった。
  • データセンターの電力消費が大きいので、悪者扱いをされることが多い。しかし、一般的に大きいデータセンターの方が効率が良い。だが、こういうことはあまり報道されない。
  • 186-465平米以下のデータセンターの場合、アウトソースするほうがよい。
  • コンテナ型は広がらず
  • 仮想化やクラウドでデータセンターがなくなるという嘘の情報。仮想化だけでは、サーバーの数を減らせない。まだ浸透していないことと、全てのサーバーが仮想化できるわけではない。クラウドを実装するデータセンターが必要。
写真はTier 1のResearch Director兼副社長のDan Golding氏

原文ここ

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