2009年12月4日金曜日

クラウドの専門家、Tim Crawford氏


Tim Crawford氏はData Center Pulseという業界団体の他の団体との交渉に当たるポジションについています。以前Dean Nelson氏と話をした際に紹介されました。 以後色々と話をしてきました。最近会ってクラウドの現状について話す機会がありましたので、その要約をここに書きます。
  • クラウド提供会社の数:クラウドを提供するのに、下から上まで全部所有して実装する必要はなく、遅延やdisaster recoveryを考えると数箇所にDCを建設して運用するのが肝要です。
  • Virtual machine(VM)のポータビリティ: 
  • ティアIIIとIVを削除: 現在のDCはそれぞれに冗長性を持たせてありますが、VMのポータビリティも含めて、複数のDC間で冗長性を持たせます。これで、DCのティアIIIとIVは必要なくなります。
  • クラウドへのアクセス:日本のブロードバンドの状況は米国に比較して、格段上です。クラウドのインフラは米国が上です。中々うまく行かないものです。
  • クラウドの現状:ほとんどどのクラウドのコンファレンスでも、何時までもクラウドの定義を議論していますが、結論がでません。クラウドの理解するのは、実際にクラウドを扱っている人の話を聞かないとだめなようです。
  • クラウドのビジョン: クラウドが大切なのは、それがどういう影響を企業の内部情況に影響を考慮して、ワークフローやビジネス・プロセスを変更することが肝要。

原文ここ

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