グリーンITを定義するのは非常に難しいです。まず2つに分けられます。1つはITそのものをグリーンにすることと、2つ目はITを使用して他のものをグリーンにすることです。2目はどうも範囲を決めることが難しいしので1つ目のものだけをここで考えます。また、オフィースでのグリーンITと言えば、PCを使用していない時は眠らせるとか、電源の交流・直流変換率、e-wasteなどの話だけであまり進歩がありません。それd、現在green ITといえば、グリーン・データセンターとなっているわけです。
現在問題になって来るのは、温室効果ガスの排出規制です。米国以外では、データセンターへの温室効果ガスの排出規制が現実見を帯びてきました。Digital Realty Trustはデータセンターへの規制に関してあちこちで、声を上げています。下院による「温室効果ガスの排出規制とトレード」案の通過、大統領による連邦政府関連の建物に関して温室効果ガス排出の計画書を提出することを命じました。さらに、米国の環境庁はCO2が有害物質だと宣言しました。
他の2つの傾向としては、
- アウトソースするデータセンター
- 新しい市場の台頭
資金繰りが苦しいエンタープライズは、自前のデータセンターを新たに建設する資金がなく、直ぐに利用できるアウトソース・データセンターは魅力的で、その需要はうなぎのぼりです。クラウドも実は、実際にはアウトソースされたデータセンターで、privateクラウドを実装できる。同じデータセンターにクラウドの設置があれば、リソースが足らなくなったら、そのクラウドへアクセスできる。非常に複雑になってきたクラウド市場で、クラウドの定義や実装を理解することは段々困難になってきている。
2つ目の傾向としては、温室効果ガスの規制から、電力消費を計測する会社が大発展するでしょう。今数個ある会社は廃統合されるでしょう。多くは合併・吸収でなくなると思います。
原文ここ。
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