私のプリゼンとパネルのまとめです。
AltaTerraの一部として開発したフレームワークを利用して、いかにITとファシリティの関係を解析して、より良い結合をというのがネタです。プリゼンの後のパネルは面白かったです。幾つかの質問がMCから投げかけられました。
- サーバーを停止したり、再開するのはて適当か。
- 仮想化をするのが良いのか。
- ITもファシリティもどちらにも対応できる人材を育成できるのか。
私は現在まで、early adopterと最新の技術しか扱ったことがないので、上2つの質問にはどちらもOKですが、金融関係のデータセンターを運営している人々の意見は上の2つはどっちもだめとか。絶対失敗しないと分らないことはだめだそうです。こちらはひっくり返りそうになりましたが。サーバー停止・再開の問題は2つあり、
- ハードに問題が起こる。
- 再立ち上げの際に、立ち上がらないかも知れない。
最初の問題は数ヶ月前米国のメディアで盛んに論議されましたが、現在のサーバー技術では問題ないと結論つけられました。もちろん完全ではありません。しかし、それを言い出せば作動しているサーバーだって突然故障することもありますね。後者の問題は最初の問題と関連していますが、サーバーのハードが故障しなくても、停止時に正式なシャットダウンの手続きを取らないと(たとえば、shutdown や reboot -hなどのコマンドを発さないで、電源を落とすとか)立ち上がらないかもしれませんね。また、立ち上がり時にfsckなどが実行されて時間が掛かったり、データが壊れることも起こりえます。この危惧があるので、絶対だめというのが保守派の意見です。
また、仮想化に関しては数個のVM(バーチャルマシン)が同じハードウエアを共有するので、そのハードが故障すると数個のVMに不都合が起こるというものです。確かに、絶対を標榜する金融関係だとリスクを取りたくないでしょうね。
面白い経験ではありました。
原文
ここ。
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