誰がデーターセンターを運営すべきかという質問がデータセンターのコンファレンスのパネルで議論されました。これに関しては色々な議論が米国でもあります。もともとデータセンターの存在理由はIT機器を格納してコンピューティングを提供するものですから、データセンターを運用する場合ファシリティのことしか分らない人がトップに立つわけには行かないでしょう。そうは言ってもファシリティ側を全く理解できない場合も問題です。それで、良く言われるのはCIOにファシリティ側の責任を持たせるのが最適ではないかと。こうすれば、CIOはITの機器のみに気を取られのではなく、ファシリティ側の要件にも気を遣う必要が出てくるので、最良のデータセンター管理ができるのではないかと言われています。
このパネルでも同様の話がありましたが、果たしてこれを推奨している人々の実際のデータセンターでは必ずしもこうはなっていません。組織を変えてIT側とファシリティ側を統合するというのは考えているよりはかなりの政治的や問題もあり、トップからの強いリーダーシップが必要です。
結論としては日本のデーターセンターでの問題は米国のものと同じだということです。
原文ここ。
2009年11月18日水曜日
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