2009年7月31日金曜日

SVLGのデータセンターエネルギー効率化コンファレンス



























シリコンバレー・リーダーシップグループ(SVLG)のデータセンターエネルギー効率化コンファレンスのポストに関してあまりにも、情報が足らないというご指摘を受けて少し加筆します。

こんコンファレンスは1997年に米国議会の要請を受けてEPA(米国環境庁)がデータセンターでのエネルギー消費の過去、現在、将来に関するデータを発表しました。この発表はサーバーの出荷量、それぞれのサーバーのタイプ毎の電力消費量を元に概算したものです。それによれば、2001年から2006年の間に電力消費量が2倍になりました。5つのシナリオが考慮されましたが、最初の3つ、そのまま、現状、改良型、では電力の消費が増長します。このまま何もしないと、2011年には2006年の更に2倍になりそうで、それを補うためには新たに10の発電所が必要となります。最後の2つのシナリオ、ベストプラクティス、最先端技術、であれば、今後のエネルギー消費を抑えることだできます。

この発表を受け、SVLGはその参加会社と共にこの結果の実証実験を行い、最初のコンファレンスを昨年を行いました。このコンファレンスが、他と違うのは:
  • EPAの理論的結果を元に、実証する
  • SVLGはNPOであり、参加社、その他の協力会社全てがボランティアで参加
  • 結果は他社による精査を受け、各社のプロモーションの場にならないように、本当の結果を発表する。
このコンファレンスは、データセンターの専門家が集い、議論や発表を行います。是非ご参加ください。10月15日にシリコンバレーでお会いしましょう。

原文ここ。

エネルギー・電力を貯蔵する

















電気は一旦作るとすぐ消費しなければならないので、需要の情報がないと多い目に製造してしまい、無駄が多いというのが定番ですが、電力を貯蔵するを効率良く貯蔵できたらと誰しも思います。現在再生可能のエネルギーのなかで、期待が持てるのは風力と太陽請光です。この2つに共通するのは、常時電力発電が可能ではないということです。そうなると、再生可能エネルギーを開発して使用するためには、電力貯蔵の技術を開発することが至上命令となります。

この題目は現在読んでいる長いSmart gridのレポートにも書いてあります。米国では最近南カリフォルニアでこれに関するコンファレンスがあったくらいです。また、5月末に採択された法案では、エネルギー・電力貯蔵の開発に関する税的特典を与えています。これは、米国がエネルギー・電力貯蔵なくしては、smart gridの1つの目玉である再生可能エネルギー開発が出来ないと読んでいるからでしょう。

ソーラーに関しては以前のも述べました。 近いうちに、風力発電とまた、再生可能エネルギーとデータセンターに関して述べます。

写真はシリコンバレー冷夏のため絶滅寸前の家庭菜園です。写っているのは茄子。残りのトマト、胡瓜、トウモロコシ、ピーマン、かぼちゃは軒並みに枕を揃えて討ち死にの感じです。私はその周りをおろおろしながら、歩くだけです。

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2009年7月29日水曜日

Cloud computingはエコか

Cloud computingの利点は色々と議論されていますが、エコのポイントからはあまり語られていません。他の利点は既に皆さんご存知なので、ここでは触れません。ここでNetSuiteというSaaSの会社は定量的なデータを発表しました。ただ1社毎の話ではなく、何社かをまとめてNetSuiteのサービスを使う前と後をべると後は 595 MkWhの節約となったと発表しています。全部で何社がこの中に含まれているか分かれば、平均でどのくらいの削減になるのか分かるのですが。

原文ここ。

第二回シリコンバレー・リーダシップ・グループ主催のデータセンター・エネルギー・サミット
























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待ちに待った第二回シリコンバレー・リーダシップ・グループ主催のデータセンター・エネルギー・サミットの詳細が発表になりました。詳細は:

日にち 2009年10月15日

場所:  Netapp社、ビルディング8、1375 Crossman Av, Sunnyvale, CA 94089

スケジュール: 8am 朝食/ネットワーキング

         8:30am - 5pm プログラム

         5 - 7pm レセプション


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2009年7月27日月曜日

CSRware社訪問記



SFのCSRware社を訪問してきました。サステイナビリティ、温室ガス排出とITを結びつける会社だということで、一体なんだろうと思ってCEOのKaren Alonardo氏に聞きました。訪問以前はデータセンター内の機器の電力消費をモニターして計測する会社のSynapsenseやSentillaなどとどこが違うのか、CSRware社はソフト会社で、センサーを展開するというよりも、集めたデータを解析する会社と言えるでしょう。そうするとOSISoftとはどう違うんでしょうか?

協業しているAltaTerra社活動範囲として
  1. コマーシャル太陽光発電とグリーンな電力
  2. ビルディングのエネルギー管理
  3. 製品のイノベーションと新しいマーケット
  4. 企業のサステイナビリティの戦略
  5. 企業の温室ガス排出管理
  6. ITとデータセンタのエネルギー効率化
ちなみに温室ガス排出制御の分野は:
  1. 排出権などの金融関係
  2. 排出量の測定と制御などのオペレーション
  3. サプライチェーンの管理
に分類されることが多いですが(詳細はこのレポートを参照)してください。CSRwareは実際のオペラーションに絡む#2です。

上の6つの分野の活動範囲と関連して、Alonardo氏は#4が最終目的で、それを支えるのが#5で更にその一部を支えるのが#6です。つまり、モニター・計測の他社は#6で止まっており、CSRwareは更に#5や#4まで進むというものです。集めるデータは電力消費の他、温室ガスの排出、水やe-wasteのデータも集めます。SynapsenseやSentillaはセンサーを駆使して電力消費や温度や湿度を測定するもので、これはこれで有益な製品です。OSISoftはセンサーを有せず、他のセンサーから集めた情報をまとめて表示するもので、これも電力や温度や湿度のみです。この分野に特化しています。

こうやってみてくると、CSRwareはユニークなポジションにいると言えるでしょう。

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新たな投稿場所


英語版の話ですが、Altaterra社のブログサイトから1週間に一度だけNethawk社のブログサイトに転載されます。日本語しか読まない方はあまり関係ないのですが。現在2つ転載されいます。

こことここ。


ちなみにAltaTerra社の日本語サイトにはこの日本語ブログと同じものが掲載されています。

写真はSanta ClaraでもWiFiの無料サービスを提供していたMetroFIが残したAPをSanta Clara市はSmart meterのデータを集約するために利用されつつあります。

2009年7月24日金曜日

温室ガス排出節減のパネル




































DCDの最後のパネルは温室ガス排出節減のパネルでした。

  • Dan Geiger, U.S. Green Building Council—Northern California Chapter (USGBC-NCC) - モデレーター (最初の写真)
  • Mark Bramfitt, PG&E (2番目の写真の一番左)
  • Zahl Limbuwala, British Computer Society (2番目の写真の真ん中)
  • Bruce Myatt, Critical Facility Roundtable (2番目の写真の一番右)
Geiger氏はLEEDについて語り、現在データセンター用のLEEDが検討されており2011年に発表されると語りました。Limbuwala氏の発表関しては、以前のブログで述べました。ここで留意するのは、EU版の「温室ガス排出制限とトレード」法が既に施行されており、来年4月の「温室ガス排出制限誓約」法は更に厳しいもので、英国に限られたものだと強調しました。

Bramfitt氏とは他のコンファレンスで同じパネルに座ったこともありますが、一連の「温室ガス排出制限とトレード」や「温室ガス排出制限誓約に関しては、既に努力している電力・ガス会社に対してフェアーでないと発言していました。

一連の温室ガス排出制限の話しは米国ではまだこれからどうなるか分かりません。しかし、英国でもビジネスを展開している企業にとっては待ったなしです。日本の方にも目を向けます。

原文ここ。