SFのCSRware社を訪問してきました。サステイナビリティ、温室ガス排出とITを結びつける会社だということで、一体なんだろうと思ってCEOのKaren Alonardo氏に聞きました。訪問以前はデータセンター内の機器の電力消費をモニターして計測する会社のSynapsenseやSentillaなどとどこが違うのか、CSRware社はソフト会社で、センサーを展開するというよりも、集めたデータを解析する会社と言えるでしょう。そうするとOSISoftとはどう違うんでしょうか?
協業しているAltaTerra社活動範囲として
- コマーシャル太陽光発電とグリーンな電力
- ビルディングのエネルギー管理
- 製品のイノベーションと新しいマーケット
- 企業のサステイナビリティの戦略
- 企業の温室ガス排出管理
- ITとデータセンタのエネルギー効率化
- 排出権などの金融関係
- 排出量の測定と制御などのオペレーション
- サプライチェーンの管理
上の6つの分野の活動範囲と関連して、Alonardo氏は#4が最終目的で、それを支えるのが#5で更にその一部を支えるのが#6です。つまり、モニター・計測の他社は#6で止まっており、CSRwareは更に#5や#4まで進むというものです。集めるデータは電力消費の他、温室ガスの排出、水やe-wasteのデータも集めます。SynapsenseやSentillaはセンサーを駆使して電力消費や温度や湿度を測定するもので、これはこれで有益な製品です。OSISoftはセンサーを有せず、他のセンサーから集めた情報をまとめて表示するもので、これも電力や温度や湿度のみです。この分野に特化しています。
こうやってみてくると、CSRwareはユニークなポジションにいると言えるでしょう。
原文ここ。
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