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写真上から、英国での「温室ガス排出規制誓約」(以後CRCと記述)のセッション、スピーカーのZahl Limbuwala氏、英国コンピュータ・ソサイティーのデータセンター用のエネルギー・シミュレーター、Victor Steffen氏、Vali Sorell氏、温室ガス排出とデータセンターのそれぞれのフェーズ
先週のデータセンターでは「温室ガス排出規制誓約法」の施行やそのデータセンターへの影響につて4つのセッションがありました。最初の2つについて述べます。
最初は英国コンピュータ・ソサイティーのチェアーマンのZahl Limbuwala氏がCRCの概略と問題点を話ました。以下簡単なまとめです:
- 2008年の電力消費を原点とし、毎年これに対して増加したか、減少をしたかで課税する。
- 電気・ガスのメーターや子会社の情報を元にする。ただし、交通に関するものは含まない。
- 6000MWh以上消費する会社を業種など一切無視して、一番多いものから一番少ないものを順番に並べて発表する。
- CRCはサプライ側と消費側の間にあってどちらにも課税。どちらか一方にすべきだ。
- 例えば、データセンターをコロケーションにアウトソースすると、電力消費はコローケーションに押し付けることができる。
- CRCは英国の国内のみに適用され、海外にアウトソースするとカウントされない。
- ITを使用すると、例えば出張を削減できる。しかし、それと関係なくITにも課税される。
2つ目は、データセンターのライフ・サイクルと温室ガス排出の割合を示し、いかに電力を削減するかという話でした。
原文ここ。
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