2010年2月17日水曜日

コンテナ型データセンター、DataCenter in a box
















コンテナ型データセンターは一時話題を集めましたが、あまり市場に浸透せずいつしか消えました。ところが最近またこの話が再登場しています。eBayでデータセンターの運営の責任者を含む数人の専門家に聞きました。大体50-50で否定的と肯定的な意見が拮抗しました。ちなみに現在これを提供しているベンダーは以下を含みます。
  • HP
  • IBM
  • Verrari
  • Sun/Oracle
  • SGI
否定的:
  • 大きな運営者でないと意味がない
  • そんな大きな運営者は数社しかない
肯定的
  • 資本の枯渇と市場への速度で、自前のデータセンターから専門運営会社へと移動の傾向大
  • 更に、クラウド・コンピューティングがこの傾向を助長
  • 早くプロビジョンできる。
  • サーバー・電力の密度を上げることが可能
  • 梱包用の箱や余計な電気のコード等が必要でない
  • コンテナは装置であって、建物ではないので、駐車場やビルの屋上に設置できる。固定資産税がかからない。
  • 規模が多くなれば、単価あたりの経費が減少
モジュール型がデータセンターの設計のメインになるなか、どの程度上に述べた傾向が続くのか興味のあるところです。写真はNASA研究所に収められた、Verari社のコンテナ型データセンター。

原文ここ

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