2010年2月13日土曜日

Smart Gridに於けるWi-Fiの役割



最新のNIST国立標準技術研究所)の 標準のレポートを見ると、Wi-Fiは他のIEEE 802の技術と同様まだ標準としては認められていません。でも、「HomePlugやZigBeeは標準として認められている」と書きました。しかし、Wi-Fi Allianceの技術ディレクターのGreg Ennis氏にWi-Fiを利用したSmart Gridのデモを見せて貰ったときにこの点を聞きました。 それではっきりしたのは、HomePlugやZigBeeは技術として標準として認められているのではなく、その二つで決めた「エネルギー・プロファイル2.0」が標準として認めらているそうです。

ICT関連で現段階で標準と認められているのは、IPくらいです。でも、同じIEEE 802のグループとは言え、Wi-FiやEthernetをWiMaxと同様に扱うというのは無理があると思います。EithernetやWi-Fi(過去10年にわたって広く使用)は既に検証された技術ですが、WiMaxはアプリケーションの場を探している技術と言えるでしょう。

原文では、Ennis氏のプリゼンとその後で個別に見たデモのビデオを掲載しています。写真はWi-FiのSmart Gridへの応用に関するデモを筆者に見せているGreg Ennis氏。

原文ここ

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