2010年2月24日水曜日

ICTと電力業界の専門知識でsmart gridの成功を















Smart gridは電力網の上にICTのインフラを重ねてコントロールすると理解されています。このため、多くのICTのベンダーが参入しています。ICT出身の筆者は電力会社の仕組みや詳細を知りません。最近数年前に知り合ったLew Rubin氏に会って色々と聞きました。写真はLew Rubin氏。
  • 電力会社は一般的に発電所、送電システム、配電システムを所有。保守も担当
  • 送電システムは、改善の余地はあるが、その影響性を考えて配電システムよりも安定しており信頼性が高い。そのため、送電線のSCADAシステム(監視システム)は配電システムよりも充実。
  • カリフォルニア州やその他では発電と送電を分離して、送電にはISOとかRTOというNPOが担当する。
  • カリフォルニアではPUCが電力の値段などを設定、CECは発電所の場所等と指定
  • 電力会社は電力網を一から建設。送電網は大きいので、監視システムも一元化されておらず、ばらばらのシステム。
  • 電力網は送電される電力量が一定であることがその安定性に必要。エネルギー貯蔵が実現すれば再生可能エネルギー同様大きな改善が期待される。
原文ここ

0 件のコメント: