2009年6月20日土曜日
米国で再生可能エネルギーでどれだけの電力を補えるか?
米国で再生可能エネルギーでどれだけの電力を補えるか?という問題ですが、最近こちらで出たレポートによると現時点では、2.5%で2020年には10%だと言っています。2035年には20%にまで拡張できると言っています。これを阻む要素は、コスト、政策と送電線の設置の問題と結論しています。ここでは少し送電線に関して述べます。
一般に再生可能エネルギーの源はソーラーか風力発電です。地熱も深く掘らない版は可能性があるものの、もっと深く掘ってマグマまで達成するのは現在では不可。潮力もだめだということです。
どちらにしても、再生可能エネルギーの規模は小さいので、これを集めて規模を大きくする必要があります。また、再生可能エネルギー源は辺鄙な所にあり、これを結ぶためには、長距離の送電線を設置する必要があります。デンマークでは昔は数箇所に発電所があったのですが、現在は網の目のように発電所が設置されています。上の図を参照。これはデンマークのように小さい国だからできることで、米国はデンマークの200倍の大きさなんで、かなり苦しいかと思います。日本は役9倍なんでそれほどでもないかも知れませんが。
またデータセンターは電力供給の良いところに建設することが多いのですが、再生可能エネルギーの発電所ではデータセンターの需要を満たすことは無理でしょうから、あまり場所には関係ないかと。しかし、ネットワークへのアクセスには必要でしょう。
写真はPalo AltoのCalifornia St.にあるものです。全く内容とは関係ありません。
原文ここ。
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