2009年6月10日水曜日

smart gridの説明 (power grid とdata center 1.0 と 2.0版)

Smart gridは簡単にいうと情報双方向の電力網かと。色々な要素があります。一般的に電力網は
  • 発電
  • 送電
  • 配電
に分かれます。消費する側は家庭やビジネスです。ところが、どうも色々読んでいるとビジネス側が落ちていて家庭の話ばかり書いてあります。それはさておき、今日はsmart gridがなにかをデータセンターの進化に合わせて紹介している記事があったので、それについて。

仮想化以前のデータセンターは存在するリソースを有効に使えず、必要のないところにたくさんのリソースをあてがったり、必要なところには持ってこれなかったりでした。これをデータセンター1.0と呼びます。仮想化を適用できるようになって、このような問題は解決することができるようになり、必要に応じて必要なだけのリソースを適用できるようになりました。これをデータセンター2.0と呼びます。同様に実際の需要の情報が分からないため、発電量やどこへ送電するのが一番良いかを決められずにやっていたのが、電力網1.0。そこに、知力を導入してどのくらい発電してどこへ送電するのが良いのかを決定できるのが電力網2.0です。この説明は非常に分かりやすいと思います。もちろん、このためには消費する側からの情報が必要となります。このため、双方向の情報の流れが必要となります。

でも、多くの記事では家庭からのフィードバックからばかり書いてありますが、ビジネスに関してはあまり触れてありません。今までデータセンターの電力消費を扱ってきたので、このあたりも今後考えて行きます。

原文ここ

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