2009年6月6日土曜日

smart gridのシンポージアム(その1)





































海の中に設置されたWind発電機 (上)Denmarkの発電所の推移(中)とSilver Spring Networksの発表(下)

smart gridのシンポジアムに参加して来ました。詳細は英語版を見ていただきたいのですが、
一番印象に残ったことは、電力配布網は非常にインターネットや電話網に似ているということです。そうであれば、インターネットや電話網について知って居る人多々いるので、技術的にはいけると思います。更に、予算が付いていることも強みです。前にも書いたかも知れませんが、silver spring networks社は最初のVCが付いてから、数年間は再生可能エネルギーへの関心が高くて、smart gridへのインフラや技術は「ダサイ」と言われて全く投資が来ませんでした。ところが、マーケットの崩壊、stimulus package、エコなどという風が吹いて突然凄い注目を浴びるようになりました。写真はその発表の様子ですが、この人は元Ciscoの社員で、Ciscoでやっていた仕事や知識が今の仕事に役に立つと言ってました。

確かに、Denmarkはsmart gridでは進んでます。過去20年ほどの間に、数箇所だった発電所も再生可能エネルギーの小型の発電所がたくさんできました。国土が狭いことと首都に人口が集中していることを考えると米国(200倍の国土と600倍近い人口)に簡単には適用できないかなあとも思います。日本と比べると人口は300分の1で、国土は9分の1ですね。でもあまり、山もないしそこが違うかと。

原文ここ

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