2009年8月26日水曜日

バイオマス(Biomass)での電力でデータセンターを賄えないか?



























バイオマス(Biomass)での電力でデータセンターを賄えないか?という質問に答えるべく少し調査してみました。

まず最初にバイオマス(Biomass)とはウイキペディアによれば、
  • バイオマス(Biomass)とは生態学で、特定の時点においてある空間に存在する生物の量を、物質の量として表現したものである。通常、質量あるいはエネルギー量で数値化する。日本語では生物体量、生物量の語が用いられる。植物生態学などの場合には現存量(Standing crop)の語が使われることも多い。転じて生物由来の資源を指すこともある。バイオマスを用いた燃料は、バイオ燃料biofuel)またはエコ燃料(ecofuel)と呼ばれている。
ということです。

米国のエネルギー情報局のデータに基づき、再生可能エネルギーの2008年度の発電容量を示すと、上のようになります。風力はソーラーよりも30倍以上の発電量です。しかし、木材関係を他のバイオマスに加えると、風力対バイオマスは33%と52%でバイオマスの方が発電量が大きくなります。上に円グラフを参照してください。

現在のところ、あまりバイオマスで発電された電力を使用しているデータセンターはありません。今後もっと増えてくるでしょう。風や太陽光と違って、材料があれば常に発電が可能となります。またゴミの量の削減ということにもなるでしょう。上の写真は我が家のささやかな堆肥の3つの山です。これをやり始めて気がついたことは、多量の水が必要だということです。さて、バイオマスを促進すると水の不足に拍車がかかるのでしょうか?

写真もグラフもクリックで拡大


原文ここ

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