2009年8月3日月曜日

詳細なsmart gridのレポート


smart gridは新しい分野で揮発性の高い情報がぽろぽろと出てきますが、詳細なsmart gridのレポートが出ました。全体で145ページなので簡単には読めません。しかし、時間があれば読むのをお勧めします。技術、法的、市場、投資の面からsmart grid全体を述べています。smart gridのそれぞれの分野はお互いに複雑の関連しているので、1つの分野を独立して述べることが正しいのかどうか分かりませんが、幾つかの分野を簡単に述べておきます。

全体の構成は全部で5つの章からなり、1章はバックグラウンド、2章はアプリケーションや技術に関して。3章は自動メーター(AMI/AMR)に関して、4章は投資家がどの分野にどれだけ投資したかで、5章はそれぞれの分野に参入している会社です。

  • 1章は非常に良く書かれているので、この章だけでも非常に有益です。
  • AMI/AMRが設置されると、その後はdemand responseと呼ばれる要求と供給のバランスを取り持つ分野と言われています。なかには、これを「killer app」と呼ぶ人もあります。
  • また、AMI/AMRを実現するものとしては、メッシュ無線(ZigBee)、WiFi、WiMaxなどが考えれれます。現在はメッシュ無線が主体ですが、将来はIPベースのインフラになるでしょう。
  • 再生可能エネルギーに関しては、データセンターは直接「温室ガス制限とトレード」法には関係しませんが、今後影響を受けるでしょう。
原文ここ

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