2009年8月19日水曜日

電力会社とデータセンター






























コンファレンスの続報ですが、電力会社とデータセンターの話をPG&E(北ー中カリフォルニアとネバダ州の一部に電力・ガスを提供)のMark Bramfitt氏が行いました。興味のあるデータは:
  • どうして、消費者に電力を節減しろというのか。(後で、詳細)
  • 米国全体としては電力消費が増加しているのに、カリフォルニア州は1975年から同じ
  • 単位あたりの温室効果ガスの排出はカリフォルニアは全米平均に比べ、半分
  • SFベイ・エリアの年間消費電力はPGEとSVPで、トータル1,000MWh
  • SFのダウンタウンのデータセンターも電力不足に悩んでいる
  • コンテナ型のデータセンターは1/4MWを消費
  • 外気の利用はSFで年間8,000時間(91%)可能SJは6,000時間(68%)可能、Digital Realty Trustのデータと同様
  • 1,000万個のメータ(電気・ガス)のうち200万個は既にスマートメータに変換済み。15分刻みで消費量の情報をおくる。
もっと再生可能エネルギーやスマート・グリッドとの連携を模索しているが、まだあまり成果はないそうです。

最後になぜ電力を節約しろというか。PGEはkwh当たり3セントの儲けを見込んでいます。それは既存のインフラを最大限利用するということで成り立っています。この既存のインフラの要領を超える需要は外から高い電力を購入する必要があり、しかし高く売れないので、自前で売れる最大限を維持するのが一番儲かるからです。


原文ここ

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