データセンターを建設する際、他の建物の設計のように色々な要素を考慮することが必要だ。ソフトでもハードでも大きなでかい塊としてとらえるよりも、小さくて良く定義されて分かりやすい塊としてとらえた方が設計の時間やバグが少ないと知られている。 これをデータセンターに応用しようということで、工業用のコンテナに、ラック一杯のサーバーや必要な電力・冷房装置も設置して、全てコンフィギュレーションも済まして、ロゴのように置くだけでデータセンターのbuilding blockとして使用するようにした。
ハードはどうせ安いし、へたに人間が問題を解決しようとすると、人件費が掛かるだけでなく、また人によるミスも多いということで、ハードは潰れればfail overなどで処理して、ほったらかしにしようという手法だ。簡単な問題の処理は、リモートで解消する。ある一定以上のハードに不都合が起こった場合は、コンテナごと取り替える。
まだあまり、実績はないが、大手のMS, IBM, HP, SunやGoogleもコンテナ型のbuilding blockを発表している。専門家達のなかには、この手法に疑問を抱く者もいるが、実際にMSはシカゴ近郊のデータセンターで応用するとのことだ。 実際の使用によってこれが正しいかどうか分かる。
原文はここ。
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