2008年8月19日火曜日

アメリカ政府の取り組み

EPA (環境庁)とDoE(エネルギー省)が電力消費を削減するプログラムを推進している。EPAは多くのデータセンターの協力を得て、データセンターに関する情報を収集している。更に、Energy Starというエネルギー効率情報を示したステッカーを発行している。色々な電気機器や建物などに既に、チェックできるリストがある。これを最近サーバーに適用すべく、そのチェックをすべく仕様を開発している。多くのメーカーが参加して、意見を述べている。注目は日本の経産省が、世界には100Vで50サイクルの電源もあるから、それも考慮してくれというコメントが返されている。この仕様は今年中にはできるようだ。なお、サーバーだけでは困るというのが、NetAppsやSNIA(ストレッジの業界団体)からサーバーとストレッジは違うのでストレッジにも仕様をくれと要求して、EPAも考慮すると回答。ここで注目はCiscoをリーダーとするNetworkingの会社からの話しがないこと。Ciscoはデータセンター3.0ということで発表。この話はまた後。

DoEはITP, FEMP(政府内でのエネルギーの削減)とDC Pro。 DC Proはデータセンターに関する色々なパラメータを与えることで、電力消費の情報を提供してくれるものだ。更に、省庁を超えて、EPAのEnergy Star,ITPそしてFEMPはそれを統括するプログラムで調整されている。

原文はここ

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