2008年8月9日土曜日

EPAの報告書

このブログはwww.altaterra.netのブログを簡単にまとめたものである。現在原文(英語)を読むためには簡単な無料の登録が必要であるが、読むだけであれば登録なしで読めるように現在作業中である。原文に必要なリンクは存在するため、ここでは繰り返さない。なお、時間の関係で、原文の要約となっている。また原文と違い校正も編集もないため、非常に生の文章であるので、ご容赦を。詳細は原文を。

EPAは米国の環境庁である。2006年に米国議会は、データセンターでの電力使用に関する現状と将来の予想の報告をEPAに命令した。これを受け、EPAは2007年にLawrence Berkeley研究所やIDCの助けを受け長いレポートを発表した。これによると2002年から2006年の間にデータセンターで消費された電力は2倍になり、2006年には全米の総電力の1.5%となるとのこと。また、このまま何もしないと2010年には更に2倍になると予想される。一番消費に関わっているのはサーバーだ。それもいわゆるvolume serverと言われるもので、X68ベースでLinuxをがんがん走らせているものだ。

1.5%というと少ない様に思うが、全米のカラーTVの消費量や交通関係の製造業者が使う電力に匹敵する。現在米国は色々な制約から新たに発電所を建設できない。今から、新たに建設しても間に合わない。 また、あるレポートによると2008以降、50%程度のデータセンターは電力不足で、増設できないという。電力消費を抑えることは急務となった。

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