データセンターでは今までは、銅線によるケーブルが値段の面で有利であった。そのためファイバーのEthernetで早いスピードが達成されると、銅線でそれを実現する努力が続けられた。ところが、1Gbpsの辺りから、機器のポート辺りの値段を考えると、ファイバーが一概に値段が割高で使用しないということにならなくなってきた。今までのデータセンターは冷房と配線のために上げ底にするのが常だった。銅線は重くかさばるので、床下を這わせるのが最適であった。
値段の面からファイバーが見直されてくると、ファイバーは銅線に比べて軽いし、またかさばらないので、必ずしも床下を這わす必要がない。むしろラックの上に吊るというオプションも成り立つ。上げ底のフロアーであれば、かさばる回線が冷たい空気の流れを遮ることもしばしば起こるので、これはそれへの改善だ。更に冷房・冷却の方法で、部屋ベースから列ベースやラック・ベースになってくると必ずしも上げ底は必要とは言えなくなってくる。上げ底をやると支えることのできる重さに制限が出てくるからだ。
原文はここ。
2008年8月17日日曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿