2009年9月11日金曜日

cloud computingはグリーン(エコ)か?


こちらは、エネルギー問題をITの視点からとらえるブログなんで、機能的な面が強調されているcloud computingをエネルギーの観点からグリーン(エコ)かという点を見てみたいと思います。聞きたいのは:
  1. cloud copmputingは自前のデータセンターよりもグリーンなのか?
  2. ユーザに関しては、エコかもしれないが、ではそのデータセンターは本当にグリーンか?
#1に関しては、多分そうでしょう。まとめて、データセンターの箱も電源も冷却もするわけですから、全体としては効率が良くなるでしょう。簡単に言えば、必要最小限のリソースをその度々の需要に応じて利用するわけですから、効率が上昇するのは当然と言えるでしょう。でも、#2はどうでしょうか?ただでさえ、事前にに需要を正確に予想して、それに対応するというのは困難です。それにもまして、cloud computingの場合需要がダイナミックに大きく(場合によっては短期間に1,000倍にもなるような場合)も歓迎するわけですから、箱、電源、冷却、ハード、ソフトを多い目に用意する必要があります。需要が低いときでも、これを用意し続けまた、それに対する保守も必要です。需要が大きくなったときにハードを買い求めても間に合いません。需要がなくなっても、ハードを売却する訳にも行きません。次の日にまた需要が大きくなるかもしれないからです。だったら、今まで言われていたデータセンターの設計と変わらないのではないでしょうか。

是非クラウドのベンダーを集めて聞いてみたいものです。候補は:
  • Google
  • Rackspace
  • GoGrid
  • VMware
  • NetSuite
そのほか、HP、IBM、Oracle、Ciscoなんかにも参加して欲しいですね。候補は全てシリコンバレーの会社だけです。IBMは南カリフォルニアには大きなcloudの研究所があります。

原文ここ

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