少し前になりますが、googleのgmailが落ちました。例によってクラウドは信用できないとか、バックアップを考えるべきだと騒がしいです。gmailはメールなんで、どうやったらバックアップのメールを設定できるのか分かりません。サービスが落ちているのだから、そこから転送しようとしても無理でしょう。それはさておき、結局最大の問題点はgoogleがどれだけの需要をみこんでいたかということになります。
SaaSでメールのアプリを提供している訳ですが、事前にどれだけの需要が生じるのか分かりません。一時的にあるブロックのサーバを落としてメンテしていたようですが、どれだけのサーバーでどれだけの処理ができるかはダイナミックに変化するの需要を理解しなければならない。それは誰にも分かりません。クラウドのすごいところは、そういって需要が突然やってきてもそれに対応できるということです。でもそのためには、必要以上にソフト、電力、冷却、サーバーなどのハードを用意して置かなくてはなりません。
それができるのはほんの一握りのベンダーでしょう。是非ともクラウド・ベンダーに聞いてみたいものです。
原文ここ。
2009年9月15日火曜日
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